犬は食後6〜8時間後には歯垢が付き始め、3〜5日で歯石に変わると言われています。2歳までの犬の約80%がお口の中に何らかの健康課題を抱えている*とも言われるように、歯みがきなどのケアを何もしていなければ、年齢とともに歯石がどんどん溜まり、口臭などの原因になります。
高齢犬では活動量が減って水を飲む量も減りますし、代謝が悪くなって唾液の分泌量も低下することから歯垢がさらに付きやすくなり、若い頃には気にならなかったお口の健康課題が表面化してきます。
*WSAVA Global Dental Guidelines 世界小動物獣医師会ホームページより