犬の歯磨きの慣らし方。6ステップのトレーニングで愛犬も歯みがき好きに変身!

愛犬にもご家庭での歯みがきはとても大切。でも、歯みがきを始めようと、いきなり「歯ブラシ」をお口の中にいれてしまうと、とても嫌がって、歯磨き嫌いになってしまうことも。まずは、口元に触れられることに慣れさせることからスタート! ほめたり、ごほうびをあげながら、楽しく、歯ブラシケアへステップアップをめざしましょう!

歯みがきのコツ

STEP.1 口元にタッチ

口元に触れたら大好きなごほうびをあげ、楽しませながら、徐々に口元に触れる時間をのばします。

STEP.2 歯や歯ぐきへタッチ

口唇をめくり、歯や歯ぐきに触れられるのに慣れさせます。口を閉じたままでも構いません。 やさしくタッチしたら、すぐにごほうびをあげましょう。

STEP.3 指を口の中に挿入

歯ぐきに沿って奥歯のほうへ指を入れます。回を重ねるごとに、少しずつ時間をのばします。 ここでも、ごほうびをあげましょう。

STEP.4 歯みがきシートを使って磨く

口の中に触れるようになったところで、今度は歯みがきシートを使って歯をみがく練習をします。 前歯に慣れたら奥歯へ進みます。
歯みがきシートがなければ、ぬらした普通のガーゼやコットンで代用しても大丈夫です。

STEP.5 歯ブラシを使って磨く

湿らせた歯ブラシをやさしく口にいれます。前歯になれたら奥歯へ進みます。 わんちゃんの好みの歯みがきジェルを使うのも効果的!
わんちゃんの歯みがきでおさえておきたいのは、第4前臼歯、上あごの奥歯。
奥歯なので、見逃してしまいがち。ここは、歯石になりやすい場所なので、きちんと磨きましょう。

STEP.6 ツインヘッド歯ブラシにトライ

チワワのような口が小さいワンちゃんには、一本で歯垢ケア、歯周ケアできるツインヘッド歯ブラシで歯みがき効果がさらにアップ!

歯みがきのポイント
  1. 幼犬から歯みがきをはじめましょう。しつけと同時のスタートがおすすめ。生後6ヵ月以内なら早く慣れます。
  2. 乳歯の生え変わり時期は、歯ぐきが赤くなっています。このような場合は、無理な歯みがき練習は避けましょう。
  3. 成犬はご機嫌をとりながら、各ステップをゆっくりあせらず進めましょう。

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